トレードのプロセスに集中する

スポーツ選手が、
例えばフィギュアスケートの選手がオリンピックで金メダルを取ることを目標にしていて
頑張っているとします。
本番で金メダルをとることを考えて演技をしているのと、演技そのものに集中しているのとでは
どちらがパフォーマンスがよくなるでしょうか。

当然演技に集中して役になりきって演じるほうが、より素晴らしいパフォーマンスになるのは
容易に想像できますね。

金メダルが取れるかもしれない、なにがなんでも金メダルを取るぞ、ここで失敗しては金メダルが取れない、
などと考えていては体は緊張してしまい、いつも練習しているようには動かなくなってしまいます。
プレッシャーでガタガタになってしまうこともあります。

金メダルは演技に集中した結果ついてくるものです。

トレードも同じように考えることはできないでしょうか?

「今日は○○円稼ぐ」という目標を立てたとします。
ある程度利益が出ていて、その他に含み損のポジションを持っていて、損切りする場合、
この損切りをすると今日の目標金額を達成することが難しくなってしまう!
目標が達成できない!
ということがふっと脳裏をよぎり
その瞬間の損切りを躊躇してしまうようになります。
その結果
損失がもっと大きくなってしまい、最初ほ時点でちゃんと損切りを実行していればよかったという
後悔と自責の念だけが残ります。

稼ぐ金額を気にしていると、決済するたびに、今日の利益は今のところいくらぐらいだとか、
損切りすると、いくら利益が減ったとか
脳はこちらが頼みもしないのにちゃっちゃと金額計算をしてくれます。

そのお陰で
私達のトレードのその瞬間の判断が遅れる、最悪は判断を変えてしまうかもしれません。

また
利益が乗っているトレードでも、今日これだけ稼げれば十分だなどと脳がアドバイスしてくれので、
さっさと手仕舞いしてしまい、せっかくの大きな利益をものにするチャンスも掴めなくなったりします。

脳が稼ぐ金額に集中している限り、稼ぐために必要な判断をしなくなり、
稼げないトレードをしてしまう判断をするようになってしまうのです。

ですので、

脳には
フィギュアスケートの選手が演技に集中するのと同じように
「トレードを正確に実行するプロセス」に集中しておいてもらわねばなりません。

自分が決めたトレードの規則に忠実に実行するというそのプロセスだけに集中するのです。

利益はトレードを正確に実行した結果ついてくるものです。

 

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