チャートポイントを知る

チャートにはチャートポイントという価格が存在します。
チャートポイントの価格より上では買おうと判断する人がたくさんいて、
チャートポイントの価格より下では売ろうと判断する人がたくさんいる、
まさにその判断の基準となる一点の価格です。


分水嶺と同じですね。
分水嶺とは降った雨が異なる方向へ流れていく境界の地点です。
分水嶺の少し右側に降った雨水は右側に流れ、
左側に降った雨は左側に流れます。

そのような境界の地点がチャートポイントです。

このチャートポイントの価格をしっかり認識していることで
トレードを計画的に有利に進めることができます。


例えば
チャートポイントを抜けて買いが増えてくるところで買いエントリーをする。
チャートポイントの下で売りが多くて上がらず、勢い尽きて失速しそうなところで
売りエントリーをする。
はたまた
買いポジションを持っていて、チャートポイントの下で売りが多くて上がらないと判断して
手仕舞いする。
買いポジションを持っていて、どうもチャートポイントを抜けそうだ、抜けたとなったら
次のチャートポイントまで保有する選択をする。

など
自分の感覚だけででたらめにトレードするよりはるかに儲かりやすいトレードができます。

知らない道を車で運転する時はどこから子供が飛び出してくるか、どこに危険があるか
わからないので、左右を頻繁に見たり、プレーキをたくさん踏んだり、効率の悪い
(効率が悪いというより、知らない道では必要なのですが)運転になりますが、
勝手知ったる近所の道はどこが危険な場所なのかどこに子供が遊んでいるのか、だいたい
わかっていますので、状況に応じた適切な運転ができます。

トレードも同じようにポイントの場所を把握することで適切なトレードができます。

自分のパターンを変える

例えば自分の買いポジションの損切りパターンを思い浮かべます。

1・思考のパターン
あ~~下がってしまった。せっかくいままで順調に利益を積み重ねていたのに。
もうちょっと上がらないかなあ。
2・感情のパターン
イライラ、さっきまでの気分がすっかり不快に変わり、欲求不満。
3・行動のパターン
イライラしながら価格を見守る。なんとか買値付近まで戻し損切りを実行しようとするが、
また下がったので様子を見て・・・・損失が大きくなってから損切りを実行。

損切りの状況になった時に、思考・感情パターンが不快なストレスを引き起こすと
それに続く行動パターンが最悪の結果にもなりかねません。

1と2の思考・感情パターンを変えてしまえば3の行動が変わってきますね。

トレードで稼ぐことをお店を経営して商売することと同じだと考えてみましょう。
お店で売り上げを得るためには商品を仕入れたり、設備投資のために必ず出費します。
この必要経費がなければお店を経営することはできません。

トレードは利益確定と損切りを重ねていって最終的に利益が残るようにします。
すべて利益確定だけのトレードは不可能ですよね。損切りを絶対しないためには
トレードをしないということ以外には方法がありません。利益確定をするためには
ある程度の頻度で損切りをすることが絶対必要です。利益確定には損切りが絶対必要なのです。
損切りはお店の必要経費と同じでトレードの必要経費なのです。

お店の仕入れコストを増やすということは売り上げを増やすということを期待します。
単価の高い商品の方が一般的により多くの売り上げも見込めますね。
トレードの損失額が大きい方が利益も大きくなるということです。

ちょっと話が飛んでしまいましたが、手法が適切であればリスクを取って大きなロットサイズで
トレードすればより大きな損切りをすることになりますが、その分、より大きな利益が期待できます。

少し話を戻して、
とにかく損切りは必要経費であり、払っていればそのうち利益が生まれています。

ですので1と2の思考・感情パターンは
はいはい喜んで~。商売するためにどんどん払いますよ~。
→3・将来の期待を込めて払うものはさっさと払う。

こんな感じにすると不快なストレスは発生せず、即決損切りの行動パターンに行き着きそうです。
お店の商売として考えてみましたが、思考パターンはもっといろいろなパターンを作れそうですね。

面白そうなパターンができたら、実際のトレードでの状況で当てはめて下さい。
そして何回も繰り返して習慣付けて下さい。繰り返せば繰り返す程そのパターンは鉄板になります。

ついでに脳の特性も利用しましょう。
現実と仮想の区別がつかない脳の特性です。
すっぱそうな梅干が目の前に出てくると唾液が出ますが、
すっぱそうな梅干を想像しただけでも唾液は出ます。
それと同様に、実際のトレードで思考パターンを繰り返すのが効果的ですが、
イメージの中でその状況を思い浮かべ、思考し、決断、実行のパターンを繰り返すのもとても有効です。

早く学習して習慣化してしまえば早く楽になりますね。

自分のパターンを知る

トレードである状況になるといつも同じ思考をし、いつも同じ行動をしてしまう
ということに気が付いているかもしれません。

エントリーサインが出ていてもどうしようと迷っていまい、チャンスをよく逃す。
利益が出たら、すぐ下がってしまう気がして、早々に手仕舞いしてしまう。
価格が損切りポイントに近づいてくると、損が小さくなるのを待って、損切りを遅らせる。

ある状況になると決まって同じように考え、行動しています。

人はそれぞれが持っている特有の行動パターンがあります。
ある事柄に対してどう感じる傾向があるか。
ある事柄に対してどのように捉えて思考するか。
そしてその結果、ある事柄に対してどのような行動をする傾向があるのか。

これらの感情のパターン、思考のパターン、行動のパターンの3つは
世の中をうまく生き抜いていくために子供の頃からずっと学習してきて身についたものです。

ところがいままでの人生に役に立ってきたこれらのパターンは
トレードをするためには役に立たないことが多いのです。
いままでのパターンで対処が可能であればもっと稼げる人が多いはずですよね。
ところが現実は・・・・・

トレードで勝つためには自分のパターンを知り、変えていく必要があります。
トレードにおける好ましくない決断や行動を避けるためです。

まずは自分のパターンをしっかり把握します。

それには日誌をつけるのが効果的です。

日誌に書くのは
1・トレードの状況(例:買いポジションが損切り価格に接近してきた。)
2・その時頭に浮かんだことや感情、そして決断したこと(例:うわっっ、せっかく利益を
積み重ねてきたのに利益が減っちゃうよ。もうちょっと上がらないかな。すこし
様子を見てみる。)
3・結果(最初の損切り価格よりもっと下がってしまい結局利益が減るどころか、
今日の利益を全部なくしてしまった。)

こんな感じで毎日日誌をつけていくと、何回も出てくる自分の「よくあるパターン」
はっきりわかります。

自分のパターンを変えるためにはそのパターンの出現する状況や、そのパターンによって
どれだけ3の結果に悪影響を及ぼしているかなど、具体的に認識できることが大切です。

 

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