チャートポイントでのだまし

Aというチャートポイントがあるとします。
価格が上がってもAのポイントでは反落します。過去のチャートを見ても同じようにAのポイントでは
反落しており、しばらくの間レンジ相場が続いていました。

ある日、Aのポイントが上抜けました。
上抜けたと同時に
順張りトレーダーの新規買いとレンジ逆張りトレーダーの損切りのための返済買いで上昇しましたが、
買いが続かず、Aのポイントまで価格が戻ってしまいました。
そしてなんとAのポイントを下抜けてしまいました。 
レンジブレイクの「だまし」です。 さて、どうなるでしょう。



レンジ相場から脱して上がると見て買いポジションを作った順張りトレーダーは慌てて損切りをします。
そして、レンジの中に戻ってきた価格を見たレンジの逆張りトレーダーは、「なんだ、やっぱり
レンジのままじゃないか。」ということで新規売りをします。

レンジ相場で逆張りトレードをするトレーダーの売りに、
レンジブレイク狙いの順張りトレーダーの損切りの売りが加わりますので、
以前のレンジよりもいったん「だまし」が入ったレンジのほうが、
Aのポイントの下では売りが加速することなになります。


チャートポイントの認識とだましを発見することで、もっと勝つ確率の高いトレードができそうですね。

チャートを眺めていると「だまし」の「だまし」らしきものが見られます。さてどうしましょう。
ここで買った人はどうする?ここで売った人はどうする?
そのように考えていくとなんだかトレードがゲームのように感じられて
楽しくなってきませんか?

チャートポイントでのブレイク

価格が上がって行ってはね返されて反落するポイントがあるとします。
過去のチャートを見ても同じようにそのポイントで何回もはね返されています。
たくさんの人がそのポイントをチャートポイントとして見ており、そのポイントの下では
売る人がたくさんいるので反落します。


そのポイントを仮にAとします。
Aのポイントで売る人というのは、もともと買いポジションを持っていてAのポイントまで上がると
売りが出やすいところなのでいったんは利益を確定するために売ります。
ポジションを持っていない人は、価格がAに近づくと反落するポイントだと認識しているので、
新規の売りポジションを持ちます。

レンジ相場での逆張りトレードです。
レンジの下で買って上で売り、上で売って下で買い戻すということを繰り返して利益を得ます。
レンジが続く限り逆張りが有効に働きます。

Aポイントはそのレンジの上の抵抗線です。
ある日突然Aのポイントを価格が上抜けていきました。さて、どうなるでしょう。

レンジのブレイクを狙った順張りトレーダーがチャンスが来たぞと買いエントリーをします。
それに加えて、Aのポイントの下で売っていたレンジの逆張りトレーダーが損切りを実施します。
レンジの逆張りトレーダーはレンジ相場を前提としていますので(Aのポイントでは反落することが前提)、
レンジが崩れたら想定外ということで、
レンジの抵抗線であるAのポイントを上抜けたら損切りです。

つまり
Aのポイントを上抜けると順張りトレーダーの新規買いと逆張りトレーダーの返済買いが起こるので
たくさんの買いが集まって価格が急上昇することもあるのです。

このような魅力的なチャートポイントでは逆指値注文を使って上昇に乗りたいですね。

チャートポイントでは何が起きる?

どの価格でも上に行くか下に行くかしかないのですが、チャートポイントでは
特にたくさんの人が上に行くか下に行くかを見ていて、たくさんの人が上だと判断すれば
たくさんの買い手がいるということなので価格が上がっていきます。

ですので中途半端な場所でトレードするより、チャートポイントでの価格の動きを見て
方向を判断してからトレードする方がトレードを優位に進めることができます。


第一にチャートポイントを認識していること。
第二にチャートポイントで上か下かを判断してトレードのエントリーを実行すること。

トレードのエントリーのために必要なことはこのふたつです。

買いのエントリーをしようと思って買ったらいきなり価格が勢いよく上がった、
または、買おうと思って発注ボタンを押そうと思ったら、
先にたくさんの買い注文が出て取り残されてしまい、買うことができなかった、
このような経験をするような価格のポイントが重要なチャートポイントであり、
多くの人が意識して見ていたポイントだということです。
買おうとしていつも遅れてしまって買えないという人はしっかりチャートポイントを把握してるのであり、
後はすばやい判断力をつけたらO.K.ということですね。

反対に、買ってはみたものの価格は上がらずそのまま、ということは誰も見ていないということで、
買い手がいない、つまり上がらないということですので、すぐに手仕舞いした方がいいです。
上がらない=チャートポイントではなかった、またはその銘柄をトレードしている人がいない、と言えます。
上がるかどうかわからないものはすぐに手仕舞いして他の確率が高いトレードへ移りましょう。
くれぐれも上がるかも知れないなんて期待しないようにします。

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