株のトレードでとにかく勝つために

日本株のトレードで勝ち続けるためには
1・確率の高いトレードのやり方をしっかり理解すること。
2・条件が揃ったらしっかり実行すること。
3・条件が揃うまでしっかり待つこと。

小さな達成感を感じる

トレード規則を守ろうと実行し始めるのはそれ程難しいことではないでしょう。
自分の問題点をしっかり認識し、改善策を講じて実行に移すだけです。

ところが、やり始めることより、やり続けることの方が難しいのです。
やり始める時は「よし、やるぞ!」と心にエネルギーが満ち溢れている状態なのですが、
そのうちにそのエネルギーが消耗してしまい、足りなくなってしまいます。
そうなってくるとせっかく守ると決心したトレード規則は
ついついいとも簡単に破られてしまいます。

トレード規則を守り続ける!
その心のエネルギーを持ち続ける秘訣は「達成感」です。
心のエネルギー、つまり意欲は、なにか目標を定め、それに向かって努力をし、
その結果成し遂げることができたときに、
「できた。自分にはやり遂げる力がある」
という気持ち、達成感や自信を感じることができると
次はもっと頑張ろうとする意欲に繋がります。
よって困難な試みでもやり続けることが可能になります。


今日は○○円稼ぐ!
このような目標は現実的ではありません。
トレードのプロセスに集中する の記事も読んでみて下さい。
トレードの規則に反してロスカットしないで持っていたらたまたまラッキーで利確できた
というトレードは失敗トレードです。
反対に自分で決めたポイントでしっかり手仕舞いしたのに、その後反転し利益を取り損ねた
というトレードは成功トレードです。
規則に忠実なトレードは成功トレードです。

成功トレードを繰り返しても資金が減っていくようであれば、規則を守ることが悪いのではなく
トレード手法そのものが適切でないということなので、
トレード手法自体を改良しなければなりません。
よいトレード手法を持っていることと、ちゃんと規則を守れるということは別のことです。
いくらよい手法を持っていても規則を守れなければ「ぶたに真珠」となってしまいます。
規則を守れないのであればどんな良い手法を使っても稼ぎ続けることはできません。

話をもとに戻します。
稼ぐ確率の高いトレード手法を持っていることを前提にお話しています。

毎日の目標は「トレード規則を守り続ける!」ということです。
そして
トレード規則を守ったことによる達成感をじっくり味わう様にして下さい。
自分をコントロールし、実行できたことをちゃんと評価して下さい。
予定通りエントリーし、確実に手仕舞えたことはすばらしいことなのです。
自分をコントロールしたまま成功トレードを続けて1日を終えたら、自分を褒めてあげて下さい。
ちゃんとできたのですから、できたという誇りと自信をしっかり体感して下さい。

そして資金は増えてますか?
手法に優位性があれば資金は増えていますね?
規則をしっかり守って、その結果資金が増えているという体験をどんどん重ねていきましょう。
規則を守っているという自信に、資金が増えている喜びと満足感が加わると
相乗効果も期待できます。心のエネルギーがますます高まります。
もっともっと目標に向かって頑張ることを容易にします。

やればできる、自分にはやり遂げる力があると感じることを「自己効力感」といいます。
「自己効力感」を強化することによって潜在能力を高めることができるのです。

毎日のトレードの時間以外でも
心を落ち着けて、深呼吸して、リラックスして、
自分が規則通りにエントリーし、手仕舞いしている様子をイメージします。
規則通りのトレードができた後は心地よい満足感に浸ってみましょう。
このように実際のトレードでなくても、イメージすることによって
満足感を感じたり、自信を深めることで、「自己効力感」を強めることができます。
トレードの前に時間を取ってイメージトレーニングをするとよいでしょう。

私にはやり遂げる力がある!

恐怖感のエネルギー

何度も何度も禁煙をしては失敗する。
禁煙して3ヶ月が経ちもう大丈夫だと思っていらた、飲み会をきっかけにまたタバコを吸うようになってしまう。
禁煙をしては失敗、また禁煙をしては失敗・・・。 
禁煙のつらさとともにに自分の情けなさを痛感し、よりいっそう禁煙を困難なものにしてしまいます。


ところが
ある日突然脳梗塞で倒れてしまいます。
当然お医者さんからは禁煙するように忠告され、本人も死の恐怖をほんとうに身近なこととして体験したため
それ以来スパっとタバコをやめることができました。

なぜ禁煙に成功したのでしょう。
それは脳梗塞で倒れて病院へ運ばれ、身体が自分の意思で動かず、喋ることも手足を動かすこともできず、
このまま死んでしまうのではないかという強い恐怖を感じたためです。

タバコをやめるには強い気持ちを持ち続ける必要がありました。死に対する恐怖感がタバコをやめるための
強力なモチベーションの源になったのです。

何回も禁煙に失敗してしまうのと同じように
トレードの規則を破ってしまう、例えば損失を取り戻そうとして大きいロットでエントリーしてしまったり、
指標発表時や決算発表時はトレードしないと決めたのについ手を出してしまったり、
損切りポイントをズルズル動かしてしまったりなど、
何度心に誓っても同じ失敗を繰り返してしまいます。
資金が減っていき、ストレス、欲求不満が募ります。

何度も同じミスが繰り返されるのは、
トレードの規則を守り続けるための強い心のエネルギーが足りないからです。



禁煙と同じように恐怖心が心のエネルギーの源になるでしょうか。

トレードで勝ち続けている人の中には、
一発の失敗トレードで資金を枯渇させてしまった経験を持つ人もいます。
その体験は確かに強い心のエネルギー源となります。

だからといってわざわざ一発退場する必要はないのです。

先程の脳梗塞によってタバコを辞める例に戻りますが、

「生きること」は本能がもともと持っている欲求です。
それに対してトレードはやらなくても死にません。(ギャンブルをしなければいられない人はいますが)
生きることは辞められませんが、トレードはいつでも辞められます。
本能は生きていないこと(死ぬこと)に対して強い恐怖心を持っていますが、
トレードをしないことに対してはそんなに恐怖心を持っていません。
なので
トレードで一発退場を経験するとダメージが強すぎて完全に意欲がなくなり、立ち直れないかもしれません。

しかし
確かに恐怖心はモチベーションの源になりえます。
いままでやってきた失敗トレードの恐怖は十分な心のエネルギーになりませんか?
「もうあんなつらい思いをするのはごめんだ!」
こういったくやしいという気持ちを、トレードを改善していく強い心のエネルギーにするのです。
トレードを改善していくには1回の成功だけでなく、何回も成功トレードを続けなければなりません。
成功トレードとは、プラスになったトレードという意味ではなく、
自分の規則に忠実に実行したトレードのことで、予定通りの損切りは立派な成功トレードです。
何回も何回も成功トレードを経験してすり込むまで、強い気持ちのエネルギーを切らさないよう
モチベーションを保ち続けることができるかが重要なことなのです。

もうあんなつらい思いはごめんだ!

自動思考を書き換える

自動思考とは ある環境、出来事、物に対して、自然に頭に浮かんでくる思考のことです。

例えば、
小さい頃に犬に噛まれた経験のある人は犬を見ただけで「噛まれるかもしれない。」と思いますし、
ペットとして犬を飼っていたことがある人は犬を見ると「まあ、かわいい。抱っこしたい」
と思うかもしれません。

このように人によっても違いますが、ある物を見て自然に沸いてくる思考が自動思考です。

この自動思考を自分のトレードを改良するために利用するのです。

まずは損切りに対する自分の自動思考を観察してみましょう。

想像して下さい。

買いのサインがでたので、買いポジションを持ちました。はじめは利益が出ていたのですが、
買いの勢力は続かず、売りに押されて価格が下落し、自分の買値を下回りました。
自分のトレード規則に従って、損切りをしました。
そうしたら損切りをしたとたんまた値が上がっていきました。

そこでどのように感じますか?
感じることを全部ノートに書き出してください。

あ~利益の出ているうちに手仕舞いしてしまえばよかった。
こんなことになるなら、エントリーしなければよかった。
損切りなんてするんじゃなかった。そのまま持っていれば上がったのに。
また裏目に出た。
ロスカットが浅いせいで余計な損失を出した。
このトレードのお陰ですっかり気分が悪くなった。

このような否定的な思考が沸いてくるでしょうか。

では次に
これらの否定的思考の代わりにもっと肯定的で建設的な思考を、考えつく限り思いっきりたくさん
ノートに書き出して下さい。

ちゃんと予定通りの損切りができてよかった。
たまたま損切り後に上がっただけ、トレードはナイストレード。
損切りポイントで躊躇せずにすぐロスカットの判断ができてよかった。
今日はすべて自分のコントロールのもとでトレードできた。
ロスカットで時間をかけないから次のトレードの準備が早くできた。

まだまだありますか?
たくさん書き出してください。

このように、損切りに対する否定的な自動思考を、やる気や意欲が起き易いような
建設的な自動思考に置き換えます。


そしてそれを何度もイメージトレーニングするのです。
自分がロスカットするサインが出た場面にいる様子を思い描き、
その時に沸きあがる感情が建設的な思考で満たされるように何度も何度も繰り返すのです。

スポーツ選手のイメージトレーニングと一緒ですね。

損切りに対して長い間否定的な自動思考を持っていた場合は置き換え作業に時間がかかるかもしれません。
長い間かけてつくられた習慣を変えるには何度も何度も新しい習慣を繰り返しすり込む必要があるのです。

そのようにして損切りに対して肯定的な自動思考を持つようになると損切りはもはや苦痛ではありません。
なんのストレスもなく行える自然の行為になります。

脳に
損切りは苦痛やストレスを生じせるものではなく、
エントリーや利益確定と同様、自分がしっかり実行できて、
自分のコントロールのもとで確かに実行できるという自信を植え付け、深く認識させるのです。

後はそのまま自信を持ってロスカットを続け、
続ければ続ける程にその「的確なロスカット」は強度な習慣になるでしょう。

 

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